記憶の待ち合わせ

作ったもの

【記憶の待ち合わせ】

【記憶の待ち合わせ】（文章で補足）

例えば、ここに、１枚の写真があります。

この写真を１０秒ぐらい見ててくださいね。

見ましたか？

では、目を閉じて、その写真の中に行ってみてください。

３秒後に僕もそこに行きますよ！

では、目を閉じてください。

（1、2、3！僕も写真の中へ）

僕と、写真の中で、会いませんでしたか？

（あいましたよね）

みたいな遊びです。

これが、『記憶の待ち合わせです』

この写真の中の景色という記憶を持っていれば、記憶の中で待ち合わせができるのではないのか、という。

そこで、私
絵本を作りました
題名は

『記憶の待ち合わせ』

ページをめくると

この絵を１０秒ぐらい見てください

１０秒みたら、目を閉じて
３秒後に、今見た絵の中で、待ち合わせしましょう。

では、いきますよ
目を閉じて
１、２、３！

どうでしてたか？
絵の中で会えませんでしたか？

これが、記憶の待ち合わせです！

例えば、ある家族（お母さん、お父さん、小学生の子供）がいます。
お父さんが、仕事で忙しく、ほとんど会えないとします。
そこで、その家族に、この絵をみてもらい、
毎朝、７時に、この絵の中で待ち合わせしましょう！とやったとしたら、その家族は、毎朝７時に『会っている』ということにはならないでしょうか。

やってみるとわかると思うのですが、
この絵の中に、流れる風を感じたり、匂いを感じたり、するような気がします。

他にも色々な絵を描きました。
いろんな場所で、いろんな時間に
記憶の待ち合わせ

次に、この写真をみてください。

『放課後の教室』です
先程と同じように

１０秒ぐらいみてください。
１０秒みたら、目を閉じて
３秒後に、今見た写真の中で、待ち合わせしましょう。

では、いきますよ

目を閉じて
１、２、３！

どうでしたか
写真の中で会えませんでしたか？

そして、次に、頭の中で高校生になってください
高校生になってから、教室にいってみてください。

こちらも、高校生として行ったとしたら、お互い高校生として、その教室で出会ったということにはならないでしょうか。

過去で、出会った、ということにならないでしょうか？

これができたら
僕の提案です！

こんなことができるかなと！

たとえば、カップルがいます。
２人で、白紙に１枚の絵（ある場所、実際に存在しない場所）を書きます。

その絵は、２人意外には見せてはいけません！

そして、そこで２人は
『記憶の待ち合わせ』をしたとします

その世界は、２人だけしか、知らない場所です。
ということは、２人は２人しか知らない、誰も知らない場所であった、ということには、ならないでしょうか？

２人しか知らない場所でデートをしましょう。
みたいな話です。

※記憶の中に自分がいる時、自分は、肉体のある場所と、頭の中と、どっちに存在しますか？と聞かれたら、記憶の中の場所にいる。ということには、ならないでしょうか？

2020.2.8