【時を駆けるラブレター】 |
『好きな女子が高校1年生の時に使っていた数学のノートをもらうことができました』 |
その女子は高校生の時、九州に住んでいた オレはそのノートの「字」を切り取って自分宛にその女子からのラブレターを書いた 数学のノートだったから文字を探すのが大変だったけど、その作業はとても嬉しかった |
作ったものを読んでみると 自分で作ったものなのに その女子が本当に書いてくれた錯覚に落ちてしまった では そのラブレターです |
その女子が高校1年生の時に書いていた「字」 もう決してこの世の中に生まれることのない「字」 『確かに高校1年生だったその女子がオレに宛てて書いてくれたラブレター』 その女子とオレは、お互いが高校生の時には出会ってはいない まだ見ぬオレに書いてくれた手紙ということにはならないだろうか… オレは想う その女子が高校1年生の時に まだ見ぬオレに宛てて書いたラブレターが時を越えて38才のオレに届いたんだ ※ちなみにこの便箋もその女子が高校生の時に使っていたものをいただけた 感謝。 |
2016.3.2 |
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